忍者ブログ
農園古穂の里で日々自然栽培にチャレンジ。土壌と土壌生成理論の探求。
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

品種はキタアカリと紫系の??忘れてしまった。どなたかがおつくりになった品種らしく、多収でうまいとのこと。結果としては驚くほどの変化があったのでメモしたい。




まず、土の変化。団粒化のイメージを破るもので判断に困っている。例によって半分乾いた粘土のかけらなのだが、
1、マルチをかぶせた時よりも乾いて、細かくなっている。
2、芋の表面がさらさらしている。土がイモにくっつかない。
3、その結果かどうか、芋の皮の表面がパールに光沢を帯びてきれいだ。
4、同時に砂地から採るように手で簡単に収穫できた。


上写真の土を注目。去年までは土塊の中のジャガイモを傷つけないようにそっと竹べらや移植ごてで粘土の泥を外した。考古学遺跡の発掘と同じだから発掘と呼んでいる。表皮が呼吸できないから茎が枯れると即芋が腐った。芋には年度がべっとりとくっつくか、乾いた粘土に固められていた。粘土をはがすのに苦労するのが年中行事であった。今年は水分の多い畝の下のほうまでさらさらしている。つまり空気が通っている。どうしたというのだ。

味はどうだろう。うまい。のみならず比較的水分が少なく乾いており新じゃがにありがちな水分過多は見られない。その証拠に皮付き小吹芋がよく粉を吹く。皮もそれと気付かないほどやわらかい。収穫して1月ほど置いて糖化した味だ。掘りたてとは思えない。土の中ですでに糖化しているのだ。しかも茎はまだ青みを残しており枯れていない。

変わったことと言ったら、フルボ酸を連続培養してふんだんに使用したこと。培養の応援に出てくる土壌菌類、とくに乳酸菌、光合成細菌、納豆菌などが加勢してくれたことくらいだろうか。

おまけ
どうでもよい試みだが芽掻きの残りの茎をあいた畝に4本ほど植えておいたら、平均的な大きさの芋が2~3個付いていた。うまくやれば、掻いた芽だけでもある程度の収量はありそうである。下写真


PR
  *HOME*   次のページ ≫
プロフィール
HN:
森ガーデン
性別:
非公開
P R
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]