今年から引き受けた田が三枚ある。慣行農法を忠実に実行してきた田だ。余分な肥料分を抜くために今年は無肥料である。発生した藻類を観察してみた。

緑藻類のミドロに違いないと思うがアオミドロではないし図鑑に見当たらない。褐色の節は外部からの色素が沈着したものだろうか。肌はザラザラしており鮫肌である。畦から見ると黒色から褐色の塊に見えた。かなり広範囲に分布している。この藻類は前年化学肥料をメインにしたところだけにでている。石英の結晶のような放射物体があるが珪藻の集合のようだ。この配置は初めて見た。
 


珪藻が集まって何かを食べているのだろうか。それにしても同じ珪藻だけがこうして集まるというのも不可解だ。何をしているのだろうか。

？？？　これはツリガネムシの仲間が丸まった状態ではないのか。それにしても長く動かない。右の長いものはたぶん藍藻のユレモ。左は田の土。