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農園古穂の里で日々自然栽培にチャレンジ。土壌と土壌生成理論の探求。
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雨、雨、そして雨

2016年10月
たまに晴れた日には、感動!こんな景色だったのかと。日々山頂の霧島神社を遠望する。

 
出穂後

なおもシアノバクテリアは健在


藻類の色が変わってきている。遷移している様子。

ミカヅキモ。大型の緑藻植物がシアノバクテリアの中で育っていた。交代しつつあるようだが最後までネンジュモの生息基調は変わらなかった。
下写真 8月下旬、穂が垂れてきた。

茎も太くしっかり立ち倒伏の心配はなさそう。株も太い。ただしここは毎年成績の良い田。シアノバクテリアの寒天質も健在。

雨の中の稲刈りと天日干し

天日干しの天日はどこにあるの、という日が続く。乾燥も十分ではない。とりあえずバインダが入れた田から刈ることにした。すでに10月中旬。半月の遅れ。大半は泥濘を避け早場米の田に持ち出してハサガケすることにした。下写真 普通作稲の全景。

      

極めつけの重湿田やせ地5,6号地

毎年出来が悪い。しかし味はうまい。無肥料では反あたり3俵くらい。ほぼ収穫を断念していたが他の分の乾燥が機械乾燥でなんとか早く終わったので更に10日待って田植えのスタイルで稲刈り決行。小雨の中の稲刈り。乾燥は水に浸からないようにとりあえず畦の上で。すでに11月上旬。予定より1月遅れ。ひこばえがすでに実を乗せつつある。ひこばえと同居の稲刈りは初めてだ。三分の一は穂が落ちている。悲惨。


水は落としているので泥濘としては固く田植え靴が抜けるほど。


上写真 泥濘の中検討するヤンマーの1条バインダ。その向こうに手刈りしかない水口周辺の稲が刈り取りを待つ。よくご覧いただくと緑が半分混じっているでしょう。2番穂が突っ立っているかすでに穂を垂れつつある状態です。更にその向こうがビオトープ。ビオトープからの水が直接最後まで流れ込んだので泥濘はついに乾かなかった。(ただし腐植前駆物質は多かったはず)

稲刈りと言うより田植えだった。

こうして秋霖のような小雨の降る中畔枕で寝かせておく。二日後雨が止んだので三日目に生脱穀を強行した。もちろん脱穀機は壊れた。おまけに運転ミスで水路に転落。全く最後まで散々であった。残されたのは再再度復活した株元のコナギ。バインダが沈まなかったのはひとえにこのコナギたちのおかげである。コナギよありがとう。今年もよろしく。

かくして1ヵ月遅れの二番穂混じりの収穫。とても販売には回せず自家消費用にしました。その味や如何???さぞやひどい味だろうと、誰しもそう思われるでしょう。ところが予想に反し今期最もきれいで美味しいお米でした。他の田の米は口が一切受け付けなくなってしまったほどです。それはまたどういうわけでしょうか。お分かりになる方、お教えくださいね。自分にわかることはただ教科書にあることは常に真実から遠いということだけで(笑)。

一連の反省の最大のテーマは重湿田の田は腐植増加によって湿田を抜け出すことができるか、ということである。収穫から今日までの経過を最後に報告しておきたい。その後一転して晴れた日が続いており、冬型の日々が安定しているので太平洋側の当地は乾燥している。泥濘だった粘土の田は初めてトラクターを受け付けるまでに乾いている。こんなことはかつてなかったことでスキ耕まで可能になったほど今までとは状態が異なっている。腐植が増えて土壌の通気性が良くなり好気性菌がふえているのではなかろうか。今年の稲作で確認できるかもしれない。乞うご期待。
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