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農園古穂の里で日々自然栽培にチャレンジ。土壌と土壌生成理論の探求。
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この10年、梅雨明け10日で安定した晴天であった記憶がない。記憶にあるのはいつ明けるともしれない梅雨空、1日晴れて2日雨といった不安定な空、その結果田は乾かず稲刈りができない。板を敷いてバインダーを走らせたり、手刈を決め込んでの稲刈り、雨が降り続き収穫が一月遅れた年も二回あった。乾燥しないので精米所に毎年のように依頼した。

が今年はどうだ。絵に描いたような真夏の日差しが続いた。「今年は泥濘がなくていいねえ。」というのが挨拶となった。バインダーのトラブルはあったが修理調整の末なんとかバインドして刈倒すことはできた。がハサガケが続かない。一人だとどうしても時間がかかるのだ。刈り倒したあと懸け終わるまで3,4日がすぐに過ぎてしまう。真夏の日差しは強烈で水分量14.5%を以下になるのはあっという間で、普通作米のようにのんびり構えていると10%以下になる。

こうなると少々湿気を与えても戻らない。戻ったとしても味は戻らない。水分量15.5%の味を知っていると水分量10%の米は砕けやすいし味はひどく落ちてしまう。水分量を測りながらの脱穀作業を進めることになる。


ハサガケして3,4日で適正の水分になったので脱穀を始めるためハーベスターを納屋から出す。昨年溝に転落してから初めての脱穀作業なのでうまく動くか心配であった。結果として問題なく動いてくれた。家ネコしろちゃんのおかげでネズミの巣になる災難もなくいきなり脱穀作業に入れたのは感動モノだった。(これまではネズミの巣を取り除いたり、その糞を剥がすのが一苦労だったのだ)



さていよいよ脱穀作業、と張り切ったは良かったが週間天気予報がガラリと書き換えられ明日から台風5号の余波で雨になるとのこと。なんということ、晴天が暫く続くと読んで順次ハサガケをしてきたのだが1枚の田がまだ刈り倒したままだ。


写真上:脱穀三昧の筆者(撮影は助太刀のパートナーによる)
1日で皆脱穀しなければならなくなった。干せなかった稲束は裏がえして両面日に干しとりあえず生脱穀をしてあとでブルーシートの上で籾を乾燥させることにした。(その前にできればやはりハサガケを短時間でも行って風に当てたい。幸いにして間に合った。数時間であったが日光と風に晒した。15.5%よしこれで行ける。)

日が暮れてなお2枚分の脱穀をすることになった。半月でやや明るかったが深夜から降り出すとの予報だったからだ。この雨は長引くと読んだ。過疎の集落とは言え、「皆様お休みのところごめんなさい。」と心からお詫びしつつ安全第一で夜間作業に移行して午後9時に脱穀終了。真夏の夜。蒸し暑さの中なま温かい風が駆け抜ける。台風の走りだろう。

これから籾の詰まった30kg弱の籾袋25袋くらいを納屋の穀物庫まで運ぶのだ。夜中に田と納屋の間を4往復する運搬車のディーゼル騒音が一帯に轟いた。目標としていた稲の収量は増えた。しかし収量が増えるということは、運ぶのも保管するのも大変だ、というこに運びながら初めて気がついた。載せたり下ろしたり、籾袋を持つ手が摩擦で腫れ上がった。とうとう午前0時を回り運び終わったのが午前1時半すぎであった。最後の籾袋を搬入した直後雨が降り出した。なんとか間に合ったのだった。

今朝の風景を雨の合間に見る。昨夜はよく運んだ。ハサガケの稲はきれいになくなっている。筋肉がパンパンに張っておりポパイになった気分はあるが疲れは殆ど残っていない。
暗い中溝にも落ちずよく無事だったなあ(笑)。
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