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農園古穂の里で日々自然栽培にチャレンジ。土壌と土壌生成理論の探求。
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今年の超早場米のうち、今年から新しく始めた22号地は落差2mの土手下、常に水の浸み出す湿田で位置は最悪であるが先人の苦労で比較的排水がよく湿田をまぬかれている。しかしここは現在山から見て最初の田でヒソミ場に近いこともありイノシシの害が一番多い。師匠が電柵を張っているので当方のこれまで被害にあったことはなかった。ここは今年から師匠に譲ってもらった、このへんでも特においしいお米の取れる田である。

刈り取り期を迎えた早場米の田で、台風の前に4枚を収穫し終え、天日干しに移行している間、20号地22号地のもち米田の刈り取りは台風の後に回すことになった。大した被害もなく台風は去った。しかしすぐには乾かず田の乾燥を期待して1週間ほど待った。毎日観察しているのだが、近くに寄ることはなかった。何かが変だと気付いたのは刈り取り予定日の前日。

バインダー回転のため四隅を刈り取ろうと行ってみて驚いた。

穂がないのだ。茎も葉もきれいに立っているが穂が垂れていない。刈り取らずに稲がたったままその場で脱穀だけした状態である。しばらく何が起こったかわからなかった。イノシシの仕業だと気付いたのは一通り歩き回ってからだった。師匠が電柵を撤去したのを意識に挙げていなかった。それがどのような結果をもたらすかを教えられたわけだ。


足跡がくっきり

イノシシに荒らされた田は見てきたが姿を見せずに稲穂を全部食べられたのは初めてだ。なんと間の抜けた話だろう。一度でも近づいてみればわかったことなのに。くまなく見て回るとその熱心さに驚く。ただの一株も無事で刈り穂を垂らした株はなかった。全部千刃こきで脱穀したようにきれいに食べている。このような技術?がイノシシにあるのか!! と驚嘆してしまった。



まあ、敵ながらあっぱれ、これだけきれいに食べてくれたら、1枚半反分の籾もイノシシへの馳走として無駄にはならなかったと思えるほどである。例によって負け惜しみだが。
よし、と気持ちを新たにして普通作田の電柵対策を考えることにした。


※水の残る20号地はこの通り泥濘の中で稲穂を食べようとぐちゃぐちゃにしている。してみると22号地は土が硬かったのできれいに歯でこくことができたのだろう。
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